須磨について

須磨区(すまく)は、神戸市を構成する9区のうちのひとつで、同市の西部に位置する。南部の板宿を中心とする旧市街地、北部の妙法寺や名谷を中心とする新興市街地など様々な街の景色を持つ...

トップ>須磨の歴史

須磨の歴史

ここでは、須磨の歴史ある地をご紹介します。
須磨は風情ある温暖な地として古くから人々を魅了し、万葉集や源氏物語の舞台にもなってきました。
また平氏と源氏の争い、源平合戦が行われた場所など源平ゆかりの史跡も多く点在しています
ここでは、須磨のグルメ・レストラン情報をご紹介します。
カテゴリーやシーン別にお店を探していただけます。須磨のグルメをご堪能ください。
ここでは、須磨の施設をご紹介します。
須磨は、須磨海水浴場などビーチリゾートが盛んな地域です。須磨海浜水族園や海づり公園などの人気施設をはじめ、須磨離宮公園や須磨浦山上遊園地などの自然を楽しめる施設もあります。
ここでは、須磨のショッピングをご紹介します。
須磨にある商店街や商業施設など、家族とのお出かけやお買い物にどうぞ。
ここでは、須磨で開催されるイベント・催しをご紹介します。
家族とのお出かけや観光にぜひお役立てください。
多井畑厄除八幡宮
多井畑厄除八幡宮
多井畑厄除八幡宮

日本最古の厄除けの霊地 多井畑厄除八幡宮

光仁天皇の770(神護景雲4)年、畿内の国境十カ所に疫神を祀って疫神はらいを行わせたと『続日本紀』が記しています。
摂播国境のこの地もその一つで、今でも社殿後方の高地をその遺跡だと伝えられています。
社伝では、在原行平や源義経が祈願したといい、豊臣秀吉の朱印状、徳川秀忠からの黒印状を与えられた神社で、江戸時代には領主の蒔田家や明石藩主の保護も受けて信仰を集めました。
1月18~20日には厄除大祭が盛大に行われます。



多井畑厄除八幡宮
兵庫県神戸市須磨区多井畑宮ノ脇1 ‎
TEL:078-741-0827
http://www.tainohatayakuyokehachimangu.or.jp/

■アクセス方法
JR・山陽電鉄「須磨駅」下車 「須磨駅前」バス停から市バス71・72系統「多井畑厄神」下車すぐ
市営地下鉄「妙法寺駅」下車 「妙法寺駅前」バス停から市バス88系統「多井畑厄神」下車すぐ
市営地下鉄「名谷駅」下車 「名谷駅前」バス停から市バス74系統「多井畑厄神」下車すぐ


大きな地図で見る
禅昌寺
禅昌寺
禅昌寺

昔の名残を残す紅葉の美しい寺 禅昌寺

延文年間(1356~60年)月庵禅師の開山で、室町時代には幕府の保護も得て栄え、豊臣秀吉の桃山御殿から豊国亭を移して方丈としていましたたが、これは明治時代に火災で焼失しました。
紅葉寺ともよばれ、スズメのお宿でよく知られています。スズメのお宿はひょうたんで開山堂にぶらさがっています。
昭和のはじめまでは、紅葉の季節には、境内に赤もうせんを敷いた茶屋ができたりして風流人でにぎわい、瓢水の句碑にあるように「本尊は釈迦か阿弥陀か紅葉かな」という風情があったそうです。
白壁の築地、緑の竹藪、左甚五郎作と伝えられる山門のあたりのたたずまいに昔をしのぶものが残っています。



禅昌寺
〒654-0001 兵庫県神戸市須磨区禅昌寺町2丁目5−1 ‎
TEL:078-732-2590
http://ja.wikipedia.org/wiki/禅昌寺_(神戸市)

■アクセス方法
山陽電鉄「板宿駅」下車 「板宿」バス停から市バス5系統「禅昌寺」下車 東へ徒歩約2分


大きな地図で見る
勝福寺
勝福寺
勝福寺

鬼人を仏教の力で退散させた歴史ある寺 勝福寺

988(永延2)年、太政大臣藤原伊尹(これただ)の三男、藤原英雄丸が勅命により、証楽上人と名を改め、高取山麓に庵を建て、鹿松峠(かのししまつとうげ)に出没していた鬼人を仏教の力で退散させた後に開いた寺といわれています。
1月7日の追儺式(鬼追い式)は、証楽上人の鬼人退治にちなむと伝えられ、たくさんの人でにぎわっています。
また、平清盛寄進と伝える密教法具は重要文化財。ほかに清盛の築島供養の幡や松王丸の手紙と称する文書もあります。
この寺とその背山一帯が『太平記』にみえる松岡城です。
1938(昭和13)年の阪神大水害で倒壊した本堂は、2009(平成21)年に71年ぶりに再建されました。



勝福寺
兵庫県神戸市須磨区大手町9丁目1−1 ‎
TEL:078-731-1253 ‎
http://ja.wikipedia.org/wiki/勝福寺_(神戸市)

■アクセス方法
市営地下鉄・山陽電鉄「板宿駅」から北西へ徒歩約15分


大きな地図で見る
證誠神社
證誠神社
證誠神社

須磨のごんげんさん 證誠神社

1506(永正3)年、紀州熊野権現を勧請して勝福寺の地主神として祀ったと伝えられています。
古代には、須磨全体は長田神社の氏子地でしたが、中世に須磨区中部に台頭した武家勢力が、松岡城を築き、武神としてこの社を祀ったのではないかといわれています。一般に、大手の権現さんといわれています。



證誠神社
兵庫県神戸市須磨区権現町1丁目3−2 ‎
TEL:078-731-2743
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/gongen-shosei/

■アクセス方法
市営地下鉄・山陽電鉄「板宿駅」から南西へ徒歩約5分


大きな地図で見る
板宿八幡神社
板宿八幡神社
板宿八幡神社

武神八幡大神と菅公を鎮守神を祀る寺 板宿八幡神社

901(昌泰4)年、藤原時平の陰謀で菅原道真が都を追われ、九州の大宰府に左遷されました。道中、ここで休まれた時の宿泊の跡に武神八幡大神と菅公を鎮守神として祀ったと伝えられています。
境内には、道真をしたって京都から飛んできたといわれている大きな松「飛び松」の切株が残っており、この松にちなんで、当社から西に続く丘陵を「飛び松が岡」あるいは「松岡」とよんでいました。



板宿八幡神社
兵庫県神戸市須磨区板宿町3丁目15−25 ‎
TEL:078-731-3161 ‎
http://ja.wikipedia.org/wiki/板宿八幡神社

■アクセス方法
山陽電鉄「板宿駅」から北西へ徒歩約15分


大きな地図で見る
妙法寺
妙法寺
妙法寺

平安時代から続く鬼追い式 妙法寺

寺伝によると、738(天平10)年、僧行基が開基。
平清盛が福原遷都の際、平安京の鞍馬になぞらえ、ここを新鞍馬と称して、福原京の鎮守の地として保護したといわれています。妙法寺では1月3日の午後3時から追儺式が行われます。



妙法寺
神戸市須磨区妙法寺字毘沙門山1286
http://ja.wikipedia.org/wiki/毘沙門山妙法寺

■アクセス方法
市営地下鉄「妙法寺駅」から南東へ徒歩約10分


大きな地図で見る
綱敷天満宮
綱敷天満宮
綱敷天満宮

菅原道真が祀られている寺 綱敷天満宮

901(昌泰4)年、藤原時平の陰謀で菅原道真が都を追われ、九州の大宰府に左遷された際、風波をさけて須磨へ一時上陸され、地元の漁師たちは美しい松の木の下に漁網の大綱を巻き、円座を作り、その上に休息させました。このとき、綱を敷いたことにちなみ、名称がつけられたようです。後に彼が天満天神として祀られるようになりました。
1月25日に初天神、2月25日に梅花祭、7月25日に例祭が行われます。



綱敷天満宮
兵庫県神戸市須磨区天神町2丁目1−11 ‎
TEL:078-734-0640
http://tsunashikitenmangu.or.jp/

■アクセス方法
JR・山陽電鉄「須磨駅」から東へ徒歩約15分
山陽電鉄「須磨寺駅」から南へ徒歩約5分


大きな地図で見る
須磨寺(福祥寺)
須磨寺(福祥寺)

歴史の史跡やイベント行事の多い須磨の名所 須磨寺(福祥寺)

本堂、源平の庭、敦盛塚、護摩堂、蓮生院、神戸七福神霊場など、多数の施設から成る大きなお寺です。
正式名を上野山福祥寺と言い、兵庫区和田岬海中に出現した聖観世菩薩を安置するために淳和天皇の勅命で背山恵偈山北峰寺を建てたのが始まりと言われています。

平敦盛の笛や、平敦盛、熊谷直実の像など、源平に関する史跡が多数あり「源平ゆかりの古刹」として全国的に知られ、今でも源平について興味のある方が多く訪れています。
須磨のことを残した正岡子規や芭蕉などの句碑や歌碑も境内に多く存在しております。

その他にも須磨寺には仁王像や七福神めぐり、撫でると反応する像や回せる像など、面白い物が多くあり歩いて回るだけでも楽しく、春は桜、秋は紅葉、夏には蓮の花やノウゼンヤズラなど、四季の季節を楽しむにもオススメです。
イベント行事も祈祷やお彼岸はもちろん落語会や骨董市、源平戦士追悼など、多数開催していますので、是非一度お立ち寄りください。



須磨寺(福祥寺)
兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4丁目6−8 ‎
078-731-0416 ‎
http://www.sumadera.or.jp/

■アクセス方法
山陽電鉄「須磨寺駅」から北へ徒歩約7分


大きな地図で見る
関守稲荷神社
関守稲荷神社

古代の重要な須磨の関 関守稲荷神社

この神社には須磨の関の守護神といわれている稲倉魂神が祀られています。
須磨の関は古代、畿内と西国とを繋ぐ交通と軍事の要衝として重要視され、「天下の三関」と呼ばれていた伊勢・鈴鹿関、美濃・不破関、越前・愛発関の次ぐ重要な位置として開設されました。
しかしその場所は明らかになっておらず、明治の初め頃、現光寺の裏手から彫り出された石柱の側面に「川東左右関屋跡」と刻まれていることから、現光寺付近にあったのではないかと考えられています。その石柱は現在、関守稲荷神社の境内に置かれています。



関守稲荷神社
兵庫県神戸市須磨区関守町1丁目3−20 ‎
078-735-8735 ‎
http://ja.wikipedia.org/wiki/関守稲荷神社

■アクセス方法
JR・山陽電鉄「須磨駅」から北東徒歩8分


大きな地図で見る
現光寺
現光寺

源氏物語と深い関わりを持つ寺 現光寺

現光寺は源氏物語と深い関わりを持つ寺です。この物語は、平安時代中期に成立したに京都を舞台にした長編小説です。
紫式部が作者だと言われているこの小説は実は須磨と大きな関わりがありました。

そんな源氏物語と須磨の関わりを残すお寺が、JR須磨駅から徒歩6分ほどの場所にあります。現在は現光寺と呼ばれているお寺です。源氏物語の須磨の巻の舞台とも伝えられていることから「光源氏に住居跡」とも言われ、元は源氏寺とも呼ばれていました。境内の入口には源氏寺と彫られた石碑があります。阪神大震災により、一度倒壊してしまいましたが、今は再建されきれいな姿を保っております。

源氏物語の名残を強く残すこの場所に一度脚を向けてみては如何でしょうか?



現光寺
〒654-0071 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町1丁目1−6‎
078-731-9090
http://www.suma-kankokyokai.gr.jp/modules/tinyd3/index.php?id=6

■アクセス方法
山陽電鉄「須磨寺駅」から西へ徒歩約3分


大きな地図で見る